2016年2月28日日曜日

Apple「(Apple Store札幌を)より利用しやすい場所で再び開業したい」

先日一時閉店したApple Store札幌ですが、北海道新聞がAppleに直接取材して、移転のメドなどを聞いています。

「再び開業したい」



Apple Japnaは道内のアップルファンのためにも直営店の必要性を感じており、「より利用しやすい場所で再び開業したい」としています。記事の文言をそのまま受け止めれば、Apple側に移転・再開の意思はあるようです。

しかし「開業したい」という言い回しは、具体的なプランが進んでいる状態ではないことも同時に示唆しています。

「より利用しやすい場所」とは


旧Apple Store札幌は札幌市の繁華街の中心に立地していますが、札幌駅の駅ビル「JRタワー」の開業以来、買い物の中心地は札幌駅側へと移動していたのも事実です。より利用しやすい場所という発言から札幌駅の駅ビルへの出店を想像した人は多いと思います。


もしかしたら今はJRタワー内のテナントの空き待ちなのかもしれません。Apple Storeが中途半端なフロアの端っこや、狭いスペースに出店するのも考えにくく、いい場所が空くのを待っている可能性はあります。Appleは新宿駅南口の新駅ビルへのApple Store出店を模索していたようで、今では駅ビルも有力な出店場所の一つです。

ただ、現時点で具体的な話が進んでいないとすれば、半年から1年単位で次のApple Store札幌の出店まで時間がかかることも覚悟した方がいいかもしれません。