両社とも10MHz化を積極的に進めており、大半の基地局が10MHzに対応していることになっています。しかし依然として2社とも大都市都心部での10MHz幅でのサービスには踏み切れていないようです。
一方でKDDIは15MHz幅を使って下り最大100MbpsのLTEサービスも開始しています。Twitterなどの情報をみると環境が良ければ80Mbps以上の速度が出ているようです。現時点では限られた場所でのサービスですが、免許数自体は約1,200まで増えています。
免許を取得した基地局の場所は全国に広がっていますが、やはり地方都市周辺部が中心のようです。人が少なく、通話やデータ通信がそれほどない地域が優先されて100Mbps化されているようです。
100Mbpsエリアは将来的には都市部へも広がる可能性もありますが、まだ75Mbpsにもなっていない状況です。なので都市部、特に都心部の100Mbps化はもう少し先の話になるのではないでしょうか。