2013年3月25日月曜日

au LTEの75Mbps化に遅れ?

今日、3月2日時点の基地局免許数が総務省から発表されました。au、ソフトバンクのiPhone5, iPad用のLTE基地局数も公表されています。それによるとauは約1.6万局、ソフトバンクは2.1万局となっています。auの場合、5MHz幅(下り最大37.5Mbps対応)の局に10MHz幅(下り最大75Mbps対応)の基地局を併設しており、その併設割合は現時点で67.3%となっています。

このペースで行けば4月中旬には超高速LTE基地局の併設率は100%近くに達するはずです。

はずなんです。

でも下り最大75Mbps対応の進み具合に異変がありました。auのLTEエリアのページで先日更新されたPDF(2013年3月時点)には約700ヶ所のエリアが掲載されています。しかし前回発表の2月末予定では1,000ヶ所近いエリアが掲載されていました。約7割に減っているのです。

高崎線で見た10MHz幅のLTE
たしか本庄駅停車中のもの
2月の予定が調整できずに3月中旬にずれ込んだ、のかもしれません。ただ、それでも整備が計画通りに進んでいるか微妙な状況です。

とはいえ、リストに載っていない場所「本庄駅周辺(住所は本庄市銀座三丁目かな)」「熊谷駅周辺(住所は熊谷市弥生かな)」「北鴻巣駅周辺(住所鴻巣市赤見台一丁目かな)」でも75Mbpsに対応していることを確認しています。(3月20日時点)

印象としては整備は少し遅れながらも進んでいるはずなのですが、エリアリストの発表に変な時間差がある気がします。