2013年1月24日木曜日

LTEの1年後、高速過ぎて現実離れしてる

iPhone5の発売と同時に一気に加熱したLTEですが、現状では20Mbpsも出れば速い部類で10Mbpsで超快適なネット接続が可能になっています。ソフトバンクもKDDIもこの水準の接続環境の整備を急いでいる段階です。

しかしもう数ヶ月後にはかなり広い範囲で最大値で75Mbps、実質50〜60MbpsのLTEが利用可能となるようです(KDDIの整備予定)。実際に12月時点で既に900以上の基地局がこの速度に対応しているようで、現状ではさらに増えているでしょう。ソフトバンクもトラフィックを監視しつつ高速化を進めるとしています。

しかし高速化はこれでは止まりません。

iPhone5の速度の説明(21分頃)
KDDIでは今年後半からは最大110Mbpsとなる基地局の整備が始まり、実測値でも80Mbpsなんてことも可能になりそうです。iPhone5もAppleのプレゼンテーションで100MbpsのLTEまで対応しているとしており、ことし後半には一部高速スポットでこのレベルの速度でネット接続が可能になると思います。

しかし高速化はこれでは止まりません。

来年の3月末、現時点で通信に余裕のある場所では最大150Mbpsへと進化する計画としています(KDDI)。ここまで来ればもう現実離れした速度です。現在のサービスやアプリではモバイル環境でこのスピードは必要ありません。仮に実測で100Mbps出たとした、10分接続するだけで7GBの規制値に達してしまいます。

いまのモバイルネットワーク環境の常識では現実離れした速度だと思います。